【浴衣のアレンジ】
本日は浴衣をワンランクアップする方法をお伝えします✨
処暑を過ぎて秋の気配を感じるはずが…
まだまた暑さが続きますが、夏を楽しむ!と気持ちを切り替えて、今しか楽しめない浴衣をアレンジしてみませんか?
浴衣は夏に着る普段着です。
(江戸時代に身分の高い人が入浴時に麻地の湯帷子ユカラビラを着ていたことが始まりとされています)
浴衣を「着もの風」に着てみるのも雰囲気がガラッと変わります💕
①襟を入れる
浴衣の下に麻の長襦袢を着るのもいいですが
涼しくしたいので半襦袢や襟だけでもいいと思います。
秋っぽいカラーの刺繍襟を付けると雰囲気も変わり、季節も先取りできてとても素敵です💕💕
②足袋を履く
下駄ズレ防止にもなります。
浴衣あるあるで、素足だと鼻緒のところで足が痛くなります。
私もあちこち歩き回って、帰る頃には足が絆創膏だらけだったこともあります💦
今はレースの足袋もありますので涼しさとお洒落さを兼ね備えていておすすめです💕
③お扇子を使う
私の個人的な好みですが、帯の胸元に扇子を差すとグッと着もの感が出ます。
本来、
付け下げや訪問着などといった格が上の着ものの時に「末広」というあおがない小さな扇子を帯の胸元に差しますが、
夏はあおげるもののほうが実用的です。
このように浴衣の楽しみ方を知れば、お出かけの幅も広がります。
懐紙
そして、扇子など和の小物の中でも今回は「懐紙」の使い方を紹介します。
【懐紙】とは文字通り、懐に忍ばせておく紙のことです。
でも【懐紙】ってお菓子を乗せるだけじゃないんです!
一枚の紙が「書く」「拭く」「包む」の全ての用途に使えて、
男女問わず、日常でも大変役に立ち、所作も美しく見えること間違いなしです✨
使い道はたくさんあります。
①お菓子や食べ物の敷紙
②コースター
③一筆箋
④口元を拭く
⑤骨や種などを口から出すときに隠したり包んだりする
⑥ぽち袋
⑦何かを持ち帰るときに包む
私は①か⑦で使うことが多いです(笑)
その他色んな事に使えますが、
withコロナのご時世ですので
お出かけ先で
【外したマスクを挟んで置いておく】
のに使うのも今だからこそ!!だと思います。
【懐紙】に挟んでおけば「気をつけているんだな」という意識の表れにもなりますし、
いろんな所に接しなくて安心です💕
紙ですので必要であればご一緒の方にも分けてあげても良いのではないでしょうか?
差し上げても使用後は気兼ねなく捨てて頂けます。
男女問わずちょっとした心遣いが出来るのも素敵ではないでしょうか✨
次回も楽しい着ものコーデと身近で役に立つ知識をご紹介いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。